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見習い現場管理・大沼がゆく! 第8回

2022.6.14

2022-06-14

先日入りました現場で、ビルの屋上で一日中作業を行いまして、早くも今年最初の日焼けをしてしまいました。
まだ梅雨だというのに、Tシャツの袖の境目にくっきりと日焼けをこさえ、裸になると、まるで白い肌色のシャツを着ているような見た目になってしまいました。
それにしても喉が渇く!
これからますます暑くなりますから、水分補給をこまめに行って、熱中症などにならないように気を付けましょう!
本日も見習い現場管理・大沼のお話にお付き合いくださいませ。

私たちがお客様からご相談を受け、お伺いして行う作業は、シーリング処理・外壁の補修・雨漏り散水調査・ベランダの防水など、多岐にわたります。

その中で、「下がりブランコ」と呼ばれる作業があります。
文字通り、ロープで吊るされたブランコに腰掛け、建物にぶら下った状態で、建物壁面など、梯子や脚立では手の届かない箇所の処理を行う作業です(ブランコについてさらに詳しく知りたい方は、弊社ブログの奥村先生の作品『ブランコ作業 ~一人前になるまでの物語~』をご参照ください。ブランコ作業の光と闇を克明かつスリリングに描く名作です)。

当然、フルハーネスを着用し、墜落防止策を十重二十重に巡らした上で作業を行いますから、極めて安全ではあるのですが、去る平成28年7月の労働安全衛生法が改正され、

「高さ2m以上かつ作業床を設けるのが困難な箇所でのロープ作業に従事する者は、『高所ロープ作業特別教育』を受けることを義務付ける」と、定められたのです。
つまり、『高所ロープ~』というライセンスを持っていないとブランコ作業は出来ないということであります。

ということで、先日、とうとうこのわたくしも受けて参りました、『高所ロープ作業特別教育』!
ロープ作業とはどのような作業なのか?という定義の話から始まり、ロープの種類・緊結具や下降器などの付帯器具の説明・作業前と作業後の点検項目等、4時間にわたりみっちりと座学研修を受けました。

その後、午後は実際にフルハーネスを着用してロープで下降する訓練を受けました!
先輩の奥村さんのブランコ作業に同行・見学した折にも教わっておりましたが、改めて、高所でロープ作業をするということの緊張感に触れることができました。
器具も慣れないものばかりで、地上で操作の練習を十分行ったつもりでも、いざロープにぶら下がると、なかなかうまく操作できない場面もあり、こういった研修を要することの意味も肌で感じました。

しかし、そこは流石わたくし!
夕刻までみっちりロープ作業の訓練を行い、なんとか作業を体得!
修了証を授かりました!

これからも安全第一を忘れず、日々の作業にあたろうと思います。
まずは低い階層の現場から、下がりブランコ作業に慣れていきます!
ブランコ作業員、まだまだ駆け出しの大沼がお送りしました。
また次回、お会いしましょう!

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 大沼和正

 

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