スタッフブログ

屋上の雑草について

2023.3.7

2023-03-07

本日のスタッフブログは、佐藤が担当いたします。
今回は、「屋上の雑草」について、考えてみました。

私共は、お客様からのご依頼により、見積りの為の現地調査に伺い、屋上などに上ります。
寸法を図りながら現状の写真を撮ったりします。
その中で、たまに見られるのが、屋上防水の上に雑草が生えている事です。驚きです。

種が屋上まで飛んできたのか、鳥が木の実を食べ、その鳥の糞に種が混じっていたのか。
その小さな種が屋上の微々たる土だけで芽を出し立派な雑草になります。
この状態は立派な雑草にとっては申し訳ございませんが、全く良いことではありません。

1、防水層が傷む

 

防水層が傷むという事は、木の根は非常に硬く、防水層を突き破るくらい強いからです。
ルーフテラスの花壇や屋上緑化部分の防水部には、防水工事完了後「耐根シート」なるものを必ず敷き、防水層を保護してから植栽用の土を入れ、植栽や植樹など致します。
これは、当たり前の事です。
この雑草を、そのままにしておきますと、防水層が傷むまではいかないかとは思いますが、あまり宜しい事では有りませんので、取り除くことを必要と致します。

 

2、排水管が詰まる

 

 

排水管が詰まるという事については、これも当たり前の事で、そのままこの雑草をほったらかしにしますと、雨風と共に、排水ドレンに流れ込み、雨水管詰まりの一つの原因となるからです。
雨水管が詰まり、屋上の陸屋根がプール状態になり、屋上笠木を通り越しますと、必ずと言うほど雨漏りを引き起こします。
防水層が傷んでいる訳でも無いのに、下階に雨漏りを起こすという事は非常に悲しい事です。

この他にも、まだまだ悪循環を引き起こすことが多々考えられますので、たまには屋上に上り、どのような状態かを把握されては如何でしょうか。
もしどうしても、屋上に登れないということであれば、ご一報ください。
ご一報頂ければ、ご確認に伺い、現状を報告させて頂きます。
また、そろそろ屋上防水の改修をお考えのお客様も、ご一報頂ければ現状を踏まえた上でお見積りをし、すぐにでも防水工事が必要か、また1・2年先の改修工事でも宜しいのかを判断し、ご報告させて頂きたいと思います。
ご検討のほど宜しくお願い致します。

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 佐藤博昭

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