スタッフブログ

季節の点検【秋冬号】

2022.12.20

2022-12-20

本日のスタッフブログは、二宮が担当いたします。

今回は、この先の季節を見越してのお話になります。
今までも何度か同じような話を書かせて頂いておりますが、特にこれからの季節、屋上防水に多く見られるトラブル、注意点の一つとして再度お知らせを兼ねての記事とさせていただきます。

まず結論から申し上げますと『ドレンのつまり』に気を付けましょう!です。
これからの季節に多く見られる症例なのですが、夏の豪雨、台風等で泥やほこりが堆積したドレン(排水口)があります。
泥、ほこりがドレン周辺に溜まってはいますが、雨のたびに少しづつ、多少なりとも水が流れていくことができ、通常よりも排水力が落ちているドレンがあるとします。そこへこれからの季節、更に大量の落ち葉等によりドレン(排水口)周辺に集まっていき、(枯葉等は泥のように少量づつでも流れていくという事がないため)だんだんと積もっていく落ち葉によってドレン(排水口)全体にまるで蓋をしたような状態になってしまいます。
この状態になってしまうと何が起こるか、単純に屋上内へ降った雨が流れる場所がなく、屋上全体がまるでプールの様な水が溜まった状態になります。
そんな状態でも既存の防水層が生きていてがんばってくれているうちは良いのですが、防水層が切れていたり、不具合があった場合はその個所から本来ドレン(排水口)に流れるはずの大量の雨水が流れ込んでしまい、大規模の雨漏りが発生してしまうケースがあります。
その他にも、通常であれば雨水は流れていくような箇所も、ドレンが塞がれ、水が溜まり、通常ではありえない高さまで水位が上昇することにより笠木・パラペット顎裏等から雨水が侵入し雨漏りに繋がる、といったケースもあります。

そうなってしまった際は、私共の出番ですのですぐにでもご連絡を頂きたいところではありますが、そうなる前の日頃のメンテナンスとして、少なくとも季節毎や大雨、台風の後等、可能な限り屋上へあがっていただき、目視でも構いませんので点検をしてあげてください。
屋上へあがるのが困難である、梯子が必要、合わせて清掃もしたいなどございましたら、こちらもご連絡頂ければ弊社で対応をさせて頂いております。
その他、屋上だけに限らず、防水、塗装、建物の疑問質問、不安点等ございましたら、ご相談は無料で承らせて頂いておりますのでので、是非ご連絡ください。
よろしくお願い致します。

プール状になり水が溜まっている屋上
プール状になり水が溜まっている屋上
プール状になり水が溜まっている屋上
プール状になり水が溜まっている屋上
ドレンの径が小さいため排水力が落ちている塔屋
ドレンの径が小さいため排水力が落ちている塔屋
屋上全体がプール状になり水が溜まっていた痕跡
屋上全体がプール状になり水が溜まっていた痕跡
同屋上、枯葉等によりドレンが塞がれていたことが原因
同屋上、枯葉等によりドレンが塞がれていたことが原因

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 二宮圭太郎

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