スタッフブログ

鉄骨造ALC外壁について

2022.5.17

2022-05-17

本日のスタッフブログは、佐藤が担当いたします。

今回は、鉄骨造ALC壁について考えてみました。
ALC外壁は、断熱性や遮音性に優れ、マンションや戸建てに幅広く採用されております。
しかし、漏水調査で伺う物件の中でALC壁の建物が結構多くあります。
これは、表面塗装の劣化がひどいのか、シーリングの劣化が激しいのか、若しくはALC自体に亀裂が入ったのか、など色々な問題が考えられます。
外壁部で、ちょっとしたひび割れや欠け、ピンホール的な穴でも簡単に水が浸入し、この要因により月日が立ち室内にカビが発生する場合があります。

一般的に新築時から10年・15年まで、特に何も問題がなければ、外壁ALCは意外に長持ちします。
施主様も、外壁塗装の汚れもなくまだ改修工事は必要ないだろうと考えがちですが、賃貸マンションの場合、居住者からのお話や相談が無い限り、貸室室内に入れない訳で、何も言わず退去後室内に入ったらカビだらけと言った物件が多々ございます。

その原因は、今般地震が非常に多くALCパネルのクラックなどが要因ではないでしょうか。
いくら外観がきれいでも、少しのひび割れや欠けがあってはすぐに水が浸入してしまいます。
ALCパネルに塗装仕上げであれば、ひび割れや欠けを発見するのは簡単ですが、ALCパネルにタイル貼りですとタイル裏のALCひび割れは簡単には発見出来ません。
表面タイルのひび割れで判断する以外ございません。

10年過ぎたら屋上防水の保証が切れると同時に外壁も一緒に専門業者への調査依頼を考えては如何でしょうか。
いくら外観が良くても、素人からの見た目と、プロからの見た目は全く違います。

ALCパネルのシーリング補修・補強はいかがでしょうか。

ALCパネルに防水塗装はいかがでしょうか。

ALCパネルに表面タイル貼り部にタイル用防水塗装は如何でしょうか。

屋上防水も基本10年保証を出せるのと同じく、壁塗装にも、基本10年保証を出せます。
ただし、場合により(建物の築年数・劣化頻度・形状等)7年保証もあれば、5年保証の場合もありますので、ご確認ください。

写真につきましては、施工前と、シーリング補修後の2枚の写真を添付しておりますが、このシーリング補修後、表面塗装の塗替えを行えば、壁からの漏水は防止できます。
弊社は、色々とご提案をさせて頂きますので、是非ともご検討頂き、ご連絡を頂ければと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

 

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 佐藤博昭

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