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日本外装スタッフブログ

日本外装の現場レポート

事務所近く平瀬川の野鳥

2023-03-16

本日は、総務部より高橋が担当させていただきます。
肌寒い日もありますが、暖かくなってきましたね。
会社内では、『作業がしやすくなった』や『過ごしやすくなったね、花粉がすごいけど』、『今日は暑いっ!』など気候に関する話題がよくあがってきますが、私は秋や冬の寒い時期が好きなので、これから汗ばむ陽気になると思うとちょっとだけ憂鬱です。

ですが、私は花を見るのが大好きで不定期ではありますが『花を愛でる』というブログも書かせていただいております。
そちらも時間があるときにチェックしてみてください。
暖かくなれば綺麗な花が沢山咲いてくれるので、そこは楽しみでもあります。

 

さてさて今日は、事務所近くに流れる平瀬川の野鳥について書いていこうと思います。
事業とはまったく関係のない話ではありますが、どうかお付き合いください。

わたしは、毎朝その平瀬川の川沿いを歩いて出勤しています。
そこでよく見かける野鳥をご紹介しようと思いますと言っても野鳥に詳しくはないのでインターネットで調べながらの紹介ですが、もし間違っていたのであれば申し訳ございません。

平瀬川の野鳥を撮るようになったキッカケは、オシドリです。
とても綺麗な鳥で思わず足を止めて写真を撮ってしまいました。
それがキッカケで毎朝川を覗き込むようになりました。

 

オシドリです。

 

アオサギです。

 

ダイサギです。

 

オナガガモです。

 

 

コガモです。

 

オシドリくんは、よくオナガガモさんを追いかけています。

 

そして一緒にいるのをみかけます。

 

アオサギさん、魚を狙っていますがお口に入る大きさではないと思うのですが(笑

 

以上となります。
最後までありがとうございました。

 

日本外装株式会社
総務部 高橋睦

 

 

 

 

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現場メシ『町中華』

2023-03-14

本日のスタッフブログは、中村が担当いたします。
だんだんと暖かくなってきて、プライベートでも仕事でも嬉しい感じですが、今年は何だか身体に異変が・・・そう!花粉です。
ついに来てしまいました。
今まで花粉症とは無縁でしたが、よく言われる花粉タンクがどうやら満タンになってしまったようです。笑
まだそこまでひどくはないですが、日によっては鼻水やくしゃみが止まりません。
目も少しかゆいし、来年はどうなることやら。
考えると恐ろしいです。

さて、今回は仕事の中での楽しみな昼食について書いてみようと思います。
現場メシってやつですね。
なぜ今回のテーマが現場メシかというと、今行っている現場の近くにとても良いお店を見つけてしまったので、書かずにはいられなくなりました。
自分の中でも久しぶりのヒットなお店です。
横浜市南区にある、その名も「龍宝」中華料理のお店です。
中華料理と言っても、今流行りの地域にねずいた町中華のお店です。
創業何年かはちょっと分かりませんが、83歳のマスターが現役で鍋を振るってます。
カウンター7席と奥に小さなお座敷のある店内ですが、外観も店内も昭和の匂いを感じさせノスタルジックな気分にさせてくれる、雰囲気満点なお店です。

 

中華料理 『龍宝』

中華料理 『龍宝』

 

味の方も野菜炒め、ニラレバ炒め、チャーハンなど色々たべましたが、醤油ベースの炒めもので僕は大好きです。
ちなみにこの日は日替わりランチのラーメンと半チキンカレーです。
これで、690円。お得だと思います。
醤油ラーメンもどこか懐かしい感じがして美味しかったです。

 

ラーメンと半チキンカレー

ラーメンと半チキンカレー

 

今おこなっている現場も、もうすぐ終わってしまいお昼には来れなくなってしまいますが、時間あるときにでもプライベートで絶対に行こうと思っています。
町中華好きで気になった方は是非是非行ってみてください。
おすすめです!
では、今月はこのへんで。

 

日本外装株式会社
施工部 中村謙太郎

 

 

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コンクリートの汚れについて

2023-03-10

本日のスタッフブログは、二宮が担当いたします。
先日現調でお伺いしたお客様より「コンクリートの掃除」についてのご質問を頂きました。
そういえばこの「コンクリート」に対しての処理について、ご質問はたびたび頂く機会が多く、この機会にいくつかのご質問を記事にしておきたいと思います。

「軽度の汚れの掃除」

<一般的なご家庭で使用されるコンクリートの場所と症状>

①エントランス・駐車場等の土間コンクリート
(タイヤ等のゴム跡・コケ・カビ・サビ・オイル等の油汚れ)

②擁壁・外構コンクリート
(水ダレ・コケ・カビ)

基礎コンクリート
(コケ・カビ・サビ)

※ここでの軽度とは、あくまで一般的な方法で進められる程度の汚れを指します。
30年~40年以上の(内部まで浸透してしまっているような)重度の汚れについては専門的な技術による別アプローチが必要となります。
長年の汚れの蓄積により躯体のコンクリート自体が劣化している場合でも(コツは必要ですが)ある程度の汚れは洗浄で落とすことはできます。

まず、極々普通の方法としましては当たり前ですが、水を流しながらデッキブラシでひたすらこすり洗いをしてあげる。
実際はそうなのです、人力でしっかりコツコツこすり洗いしてあげる事が確実なのですが、この方法、当たり前ですが非常に疲れます(笑
玄関床等の小規模ならまだ良いですが、駐車場、擁壁などが対象の場合はコストパフォーマンス悪すぎです。

むしろ人力による差が顕著に出る事で仕上がりがムラになってしまい、汚れはなくとも見た目が汚くなってしまった。
なんてこともあります。

また、水とブラシのこすり洗いに加え洗剤を使用して洗う場合、使用する洗剤は必ず中性~アルカリ性の洗剤を使用してください。
(酸性の洗剤はコンクリート(アルカリ性)と反応して逆に傷付いてしまいます)

先程も申し上げましたが、手作業はしっかりと確認しながら作業を進められる点では優れており、実際我々も外壁のタイルを薬品洗浄する際などは、1枚1枚、手作業でこすり洗いをしていきます。
非常に時間と手間と根気が必要な大変な作業なのですが(笑)
1枚1枚仕上がりを目で確認しながら進める為ムラなくキレイに仕上げることができます。

とはいえそこまでの労力も時間もない、もっとお手軽にかつ簡単綺麗にお掃除できる次の方法、それが高圧洗浄機です。
と言っても普段我々が現場で使っているガソリンエンジンの様な仰々しいものではなく、ホームセンターやカーショップで売られている電気を使用する10000~20000円程の物で十分です。

実際我が家も150000円程の洗浄機を用いて定期的に玄関タイルや擁壁を洗っています。
最近は車の洗浄にも使用できるように洗浄剤を投入できるタイプもあるようで、すでにご購入されているご家庭も多いのではないでしょうか。
この電気の洗浄機、電源と水道ホースのセットがやや大変なくらいで慣れてしまえばセッティングから洗浄まで非常にスムーズに終わらせることができます。
高圧洗浄機使用の際の注意点としましては、電気と言えど水圧は結構ありますので、水圧が高いままノズルと躯体とを近づけすぎてしまうと、泥、汚れが飛び跳ねたり表面の塗膜がはがれたりする恐れがあります。
最初は水圧を見ながら適切な距離を開けて徐々に調整していくことがポイントとなります。

色々な意見はあるかと思いますが、私の私見ではここまでがいわゆる一般的な(簡単な)掃除の仕方かと思います。
ここから先のそれでも落ちないような汚れや劣化等は、専用の洗浄剤や下地処理、塗り替え等、やや専門的な知識・技術を要する作業が増えてまいります。
もちろん、材料、道具があればご自身で作業されることも可能なのですが、失敗してしまうと取り返しがつかない…ような事になることはまずありませんが、その後しっかりとした工事をする際に本来不必要な手間がかかる事で費用がかさんでしまったり、仕上がりが綺麗に収まらない等と言ったリスクも(多少は)発生いたします。

お進めする方法としましては、定期的に、または季節ごとにでも日常のお掃除の延長としてちょっと頑張ってお掃除をして頂き、そのうえで落ちない汚れや不具合などがある場合、ぜひ我々にご相談ください。
もう少し詳しくご説明いたしますと、今回上記で申し上げた内容は、あくまで「掃除のみ」のお話です。
では、「掃除をした後」はどうすればよいのか?どうすれば長持ちするのか?
そのあたりについても今後また触れさせて頂ければと思います。

 

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 二宮圭太郎

 

 

 

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屋上の雑草について

2023-03-07

本日のスタッフブログは、佐藤が担当いたします。
今回は、「屋上の雑草」について、考えてみました。

私共は、お客様からのご依頼により、見積りの為の現地調査に伺い、屋上などに上ります。
寸法を図りながら現状の写真を撮ったりします。
その中で、たまに見られるのが、屋上防水の上に雑草が生えている事です。驚きです。

種が屋上まで飛んできたのか、鳥が木の実を食べ、その鳥の糞に種が混じっていたのか。
その小さな種が屋上の微々たる土だけで芽を出し立派な雑草になります。
この状態は立派な雑草にとっては申し訳ございませんが、全く良いことではありません。

1、防水層が傷む

 

防水層が傷むという事は、木の根は非常に硬く、防水層を突き破るくらい強いからです。
ルーフテラスの花壇や屋上緑化部分の防水部には、防水工事完了後「耐根シート」なるものを必ず敷き、防水層を保護してから植栽用の土を入れ、植栽や植樹など致します。
これは、当たり前の事です。
この雑草を、そのままにしておきますと、防水層が傷むまではいかないかとは思いますが、あまり宜しい事では有りませんので、取り除くことを必要と致します。

 

2、排水管が詰まる

 

 

排水管が詰まるという事については、これも当たり前の事で、そのままこの雑草をほったらかしにしますと、雨風と共に、排水ドレンに流れ込み、雨水管詰まりの一つの原因となるからです。
雨水管が詰まり、屋上の陸屋根がプール状態になり、屋上笠木を通り越しますと、必ずと言うほど雨漏りを引き起こします。
防水層が傷んでいる訳でも無いのに、下階に雨漏りを起こすという事は非常に悲しい事です。

この他にも、まだまだ悪循環を引き起こすことが多々考えられますので、たまには屋上に上り、どのような状態かを把握されては如何でしょうか。
もしどうしても、屋上に登れないということであれば、ご一報ください。
ご一報頂ければ、ご確認に伺い、現状を報告させて頂きます。
また、そろそろ屋上防水の改修をお考えのお客様も、ご一報頂ければ現状を踏まえた上でお見積りをし、すぐにでも防水工事が必要か、また1・2年先の改修工事でも宜しいのかを判断し、ご報告させて頂きたいと思います。
ご検討のほど宜しくお願い致します。

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 佐藤博昭

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雨漏り調査 体験談 第2話

2023-02-28

本日のスタッフブログは、奥村が担当いたします。
このブログは、雨漏り調査で体験した話を書かせていただきます。最後まで読んでいただければ幸いです。

今回ご紹介する物件は、横浜市にある戸建て木造のお宅です。
雨漏り箇所の写真です。
1F天井・長押から漏水がしており天井部分に関しては、かなり劣化が進んでいる状態です。

 

 

漏水箇所の真上、外壁図です。

 

まず、最初に1番雨があたる下屋根から調査することにしました。
既存が板金屋根なので各板金ジョイント部15分間隔で移動しながら計8箇所散水します。
散水写真です。

 

散水中

散水中

 

散水中

散水中

 

散水中

散水中

 

合計120分散水を行ないましたが漏水はありませんでした。
次の散水箇所は、下屋根とサッシの間、外壁部に散水を行いました。

 

散水中

散水中

 

散水中

散水中

 

合計90分散水を行ないましたが漏水はありませんでした。
次の散水箇所は、サッシ下部に散水を行います。

 

散水中

散水中

 

散水中

散水中

 

散水60分ほどで、診断対象位置から漏水がありました。
室内漏水写真です。

 

 

 

この漏水原因はサッシまわりの突きつけ、パッキンなどの劣化部等から雨水が侵入し外壁の中、二次防水シートの裏にまわり漏水位置に雨漏りが発生した流れです。
このような形で、漏水箇所付近で被疑箇所を複数決め、基本下方から上へ散水していきます。
木造戸建てだったので一箇所あたりの時間を、1時間から2時間の間で行いました。
RC造等は、3時間以上かける場合もあります。

今回の物件は、散水調査がスムーズに進み問題なく漏水を再現できた例を紹介させていただきました。
最後に弊社では、サーモグラフィーでの調査も行っております。

 

 

 

今回は、ここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 奥村直人

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クラック補修 TNC工法について

2023-02-24

本日のスタッフブログは、内田が担当いたします。
前回のブログ(クラック補修について)で、一般的な構造クラックの補修方法として、Uカット(Vカット)工法をお伝えしました。
今回は昨今の時世柄、最も注目されている工法であるTNC工法を紹介します。
因みに、TNCは『テクスチャーノンカット』の頭文字となります。
昨今の時世柄とは、昨年令和4年4月1日より実施が義務づけられている、建築物等の解体・補修工事における石綿(アスベスト)含有建材の事前調査が大きく関係しています。
2006年までに竣工された物件は、外壁の吹付材、塗料、仕上げ材、下地調整材などにアスベストが使用されている可能性があります。
このアスベスト含有建材を補修する際は、アスベスト建材改修指針に則り対応しなければなりません。
要約すると補修の際、粉塵を飛散させないよう対処しなければならないのです。
一般的なUカット工法は、グラインダーなどでU字型に切り込みを入れる際に粉塵が発生しますので、作業区間をビニールシートなどで隔離し、吸塵装置を使いながら、適切な防護装備で作業にあたる必要があります。
はっきり言ってしまうと、作業時間より、養生時間の方がはるかに手間がかかります。
そこで、そもそも粉塵を出さない封じ込め工法が注目されているのです。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するTNC工法は粉塵の出ない封じ込めのクラック補修工法です。

 

<作業手順>

 

補修対象であるクラック周辺を清掃します。

 

専用のプライマーを塗布します。

 

専用のテープ材をクラックに沿って貼り付けます。

 

ヒートガンにてテープ材を柔軟にし、下地テクスチャーに馴染ませます。

 

専用のアクリルゴム系塗材にてパターン付けします。

 

補修完了です。
あとは通常の塗装工程を実施します。

 

新工法の採用は、時に本当に耐用年数があるのか不安になります。
そこで、上記作業手順の写真の現場に確認へ行ってきました。

 

2015年施工
TNC工法 アレスホールド工法仕上げ

 

約8年前の施工ですが、クラックがしっかりとおさまっていました。
耐用年数にも問題なさそうですので、今後安心してご提案していけると考えています。

ではでは。

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 内田博昭

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希釈について

2023-02-21

本日のスタッフブログは二宮が担当いたします。
年が変わり本格的な寒さも増す今日この頃、思う事がありまして、私は通勤にバイクを使用して会社まで通っております。
車と違いバイクは体を遮るものがなく、エンジンの上に直接またがるという特徴がありますが、そんなバイクを走らせていると直接肌に日々の気候の変化を感じます。春は良いです、春風が心地良くニコニコしながら走っています。
夏も暑いですが抜けていく風がとても気持ちが良いですね。
で、この季節(秋~冬)です。何の季節も感じたくない、ただただ早く会社につきたい。
それだけを思いながら毎朝会社へ通っています(笑)
会社は会社で職業柄、現場の皆は朝早くに出社をして現場へ向かっている為、自分が出社する時間には大体誰もおらず、冷え切った社内を温める作業から私の冬の業務は始まります(笑)

と、そんな季節もあとわずか(な、はず)ですが、過去にも触れたことがあるかもしれませんが、季節ごとの材料の違いについてのお話です。
お客様のもとへお伺いした際に、お客様から施工の時期はいつ頃が良いの?材料の違いはあるの?とご質問を頂く事があります。
良く材料によっては大きく「夏用」「冬用」と銘打ったものがあります。
「夏用」「冬用」とは何なのか、その違いは何か。
このテーマ、詰めていくと非常に長い説明になってしまいますので、今回はそのさわりとなる「希釈」についてお話します。

どんな工事でも塗装を行う際に必ず必要となる材料にシンナーがあります。
このシンナーを例にとってご説明いたします。
そもそも「シンナー」とは「希釈材」であり「塗料を薄めるための溶剤」です。
「塗料を薄める」とはどういうことか、塗料という物はそのままの状態では粘度が高く、粘度が高いまま塗ってしまうと(塗料に引っ張られてしまい)塗りムラの原因となります。
また、粘度が低すぎると(希釈しすぎる)刷毛やローラーから塗料が垂れてきてしまいます。
どちらも調節のミスはそのまま仕上がりの美しさに大きく左右してしまう、極めて重要な項目です。
その為にメーカーからは「希釈率」という、その塗料の性能、耐久性を発揮する為の最適な基準値という物が設定されています。
我々はその基準値を基に工事を進めて行くわけですが、通常の「希釈率」に加え、もう一つ気にしておかなければならないのがその時の施工時期「夏場なのか冬場なのか」という事に繋がります。

特にわかりやすい、シンナー等揮発性の高い材料などは夏用・冬用があり、その違いはシンナー自体の蒸発速度の違いになります。
当然のことながら夏は外気温も高い為、シンナーに限らず、ほっておいても見る見るうちに塗料が塗ったそばから乾燥していきます。
一見良い事のように聞こえますが、場合によっては「みるみる乾燥していってしまう」という言い方もできます。
そこで状況に応じ乾燥を遅らせるために夏用のシンナーを使用して希釈し作業を進めます。
反対に冬は乾燥を早くさせるために冬用のシンナーを使用します。

今回は「塗りやすさ」だけにフォーカスしてご説明いたしましたが、「希釈」という役割には他にも粘度調整をすることでパターンをつけたり、塗料をダレさせることなく厚みをつけたり、使用環境によって様々な希釈率の設定があり、奥が深く、重要な工程です。

そこを守らなければ、例えば塗りやすいからと言って薄い塗料をそのまま使い「施工期間短縮、金額も抑えられました。」これでは10年もつようなプロの仕事とはとても言えません。
3年もすれば塗膜はひび割れ、剥がれ、汚れてしまう事でしょう。
適切に希釈をして塗ってあげる事で塗装後もはがれたり変色することなく、美しい外観を保つことができます。
我々プロの職人の仕事とは、施工中の効率だけではなく、5年後、10年後の建物の状態を考えながら工事を進めて行く事だと考えております。

 

シンナー類

シンナー類

 

防水に使用するウレタンにも冬用があります

防水に使用するウレタンにも冬用があります

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 二宮圭太郎

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足場の強風・台風対策について

2023-02-17

本日のスタッフブログは、佐藤が担当いたします。
今回は、「台風・強風」について、考えてみました。

台風と言いますと、時期的に夏から秋にかけてがほとんどです。
今時期は台風がありませんが心配のいらない時期は今だけではないでしょうか。
3月に入り気温も暖かくなりますと、春一番など風の強い日が段々と増えてきます。
そこで強風に拠る足場倒壊防止管理等が必要となります。

鉄筋コンクリート造の場合は、コンクリートに穴を開け、アンカー(ボルト・ナットなど)を打込み、専門用語で言いますと「壁つなぎ」と言い、倒壊防止対策が出来ます。
木造住宅になりますと、アンカーを打ち込む事が出来ませんので、手すり壁などからの挟み込み補強となります。
鉄骨造ALC壁も一緒です。ALCは、爪を立てると傷が付くくらい軟らかい材料です。
いっけん、見た目は硬そうに見えますが、既存の表面塗装の硬さだけです。

新築時、現場にALC材が搬入された段階では、ALCそのものの地肌のため、引きずりますと簡単に傷が付くくらい軟らかい材料です。
ALCは水に浮くくらいですからね。
話は途中で方向がそれましたが、そう言ったように、ALCにはアンカーはききませんので、木造住宅と同じくベランダ手摺などに控えを取り倒壊防止補強致します。ALC用アンカーとかございますが、気休めのアンカーであり、台風など、強風に耐えるくらいの強度はございません。

強風・台風対策と言いますと、あとは足場シートの撤去などです。
よく、工事現場で見かけるとは思いますが、台風前日に、メッシュシートを足場自体に等間隔に寄せてしばっていく作業です。
足場にかかる風圧を和らげるために行います。

このように、強風・台風時期は養生など、仕事も増え、全くいいことはございません。
雨や風のため工事が進まないこともしばしばあります。
ですが、足場倒壊の事故を防止するため必ずやらなければいけないことです。

 

RC造 壁つなぎ状況

RC造 壁つなぎ状況

 

台風養生のためのシート縛り

台風養生のためのシート縛り

 

台風養生のためのシート縛り

台風養生のためのシート縛り

 

早く暖かくならないかな~と思う今日この頃ですが、まだまだ風が身に沁みる寒さです。
みなさま、どうかご自愛ください。

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 佐藤博昭

 

 

 

 

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雨漏り調査 体験談 第1話

2023-02-13

本日のスタッフブログは、奥村が担当いたします。
このブログは、雨漏り調査で体験した話を書かせていただきます。
最後まで読んでいただければ幸いです。

私がこの10年間、様々な現場で調査をおこなってきた中で、割と単純なものや特殊なケースのものなど、いろいろなパターンの雨漏りを紹介して行きたいと思っております。
本日は、初回ということで日本外装で使っている雨漏り調査道具を紹介していきます。

まず、紹介する道具は、ホース・シャワーヘッド・三脚です。
上の写真の通り、ホームセンター等に売っているもので、この3つを組み合わせ、雨漏りの被疑箇所にセットし、散水を行います。
下の写真が散水中の様子です。

他にも自社で制作し、『二股』と呼んでいる、シャワーヘッドもあります。

一度に2つ装着を可能にしました。
下の写真が散水中の様子です。

次に紹介するものが各雨漏り現場で一番使用率が高い道具です。
これも自社で制作した物で、『T字』と我々スタッフは呼んでいます。

この道具は、被疑箇所周辺の上部外壁にセットし、広範囲に散水が可能で、現実の大雨とかなり近い状態での散水が出来ます。
たまに散水中、室内の漏水箇所で待機していると、お客さまから「これはすごい!本物の雨とそっくりだね。」と嬉しいお言葉を頂きます。
下の写真が『T字』を使っている散水写真です。

今回紹介した道具類が主に雨漏り調査で使われる物です。
まだ、他にも様々な道具はありますが、それは追々雨漏り現場ごとに紹介させていただきます。

最後に昨年、私が制作した最新の調査道具を紹介して終わりにしたいと思います。
下の写真、樋まわりに設置し、貯水して調査する道具です。(名前はまだ決めていません)

次に下の写真が外壁クラック部に設置し、貯水して調査する道具です。(名前はまだ決めていません)

なかなか上手く出来たなぁ~と自分では思っていますwww
今回は、ここまでにしたいと思います。
最後の最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 奥村直人

 

 

 

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クラック補修について

2023-02-07

本日のスタッフブログは、内田が担当いたします。

最近もっぱらブログネタ不足に苦しんでいる内田です。
ネタ探しの為、昨年のスタッフブログを見返してみるとクラック補修については誰も触れていないので、クラック補修について書こうと思います。

クラック

 

そもそもクラックとは、建物に発生したひび割れの事を指します。
ひび割れが発生する原因やメカニズムは話が脱線してしまいますので割愛します。
今回はRC造における改修工事の際に、このひび割れを補修する方法・工法などをお伝えします。

1.選別

クラックはその種類により補修方法が異なる為、先ずは発生しているクラックを選別します。
クラックの幅を、基準に0.3㎜未満の収縮クラックと0.3㎜以上の構造クラックに選別。
(※補足・・・クラックの幅による選別はあくまでも補修工事の際の一般的な選別方法であり、幅が0.3㎜以上あっても収縮クラックのものや、逆に0.3㎜未満であっても構造クラックとなるものも存在します。)

2.0.3㎜未満の収縮クラックの補修

クラックとして深さのない収縮クラックは、建物構造に影響はないと言われていますが、実際に15~20年程度の長期サイクルで建物をみた場合には疑問が残ります。
少なくとも改修工事の際にひと手間かける事でリスクを軽減できるのであれば、収縮クラックの補修は大いに意味があると考えます。
補修方法は、カチオン系フィラーや微弾性塗料を刷り込む方法や、エポキシ樹脂やシーリング材でシールする方法があります。

3.0.3㎜以上の構造クラックの補修

幅が0.3㎜以上で深さが5㎜以上のクラックを構造クラックと言い、建物構造に影響を及ぼすクラックとなります。
クラックから雨水が浸入することにより、躯体の中性化、鉄筋の発錆による爆裂、仕上げ塗材の膨れ、雨漏りなど様々なリスクが考えられます。
このことから改修工事においては、構造クラックの補修は必須となります。
補修方法は、クラックに合わせてU字型に切り込みを入れ、可とう性エポキシ樹脂や弾性シーリング材を充填し、ポリマーセメントモルタルにて平滑にするUカット工法(Vカット工法)や、クラックの深部までエポキシ樹脂を低圧・低速にて注入し、耐力の復元が期待できる低圧樹脂注入工法などがあります。

そして最近の時世柄、最も注目されている工法(※内田調べ)が、TNC工法ですっ!
次回のブログで、TNC工法についてお伝えしたいと思います。

ではでは。

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 内田博昭

 

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